2014/06/30

原田研究室@21号棟です。

みなさん、こんにちは。
原田研究室@21号棟です。

皆さん、原田研究室の場所は分かりますか?
原田研究室は工学部棟の中の建築学科棟ではなく、工学部棟21号棟にあります。構造実験なんかを行う棟ですね。21号棟には原田研究室と島田研究室の鉄骨構造系の研究室二つがあります。

さて、原田研究室の見所といえば、何といっても実験規模の大きさです。中でも架構等実験で使用する機器は関東でも指折りの規模だそうですよ。

ババン!写真でも大きいという雰囲気が伝わってきます。

当然、試験体のサイズも大きくなります。なんと、実際の建物に使う実寸大で実験はおこなわれます。


これが、現在実験を行おうと準備している試験体です。大きいので計測機器を付けるのにも準備がいります。

これが計測機器を取り付けるために試験体に取り付ける計測機器取り付け用の部材です。


これは、共同で実験を行っている島田研究室の合成梁の実験の試験体です。こちらも実寸大、建築物の床がこの場所で再現されています。


試験後、大きな試験体にヒビが入り、壊れていくのを見るのは気分爽快ですよ(笑)

原田研究室の実験は実寸大の構造物を試験体として使用するので、生きたデータが得られるわけです。大きな試験体で実験するのはなかなかできることではないです。
私たちの出すデータがそのまま実際の建築物のデータとなる。
私たちの行いがそのまま形になる。
まさしく背中で語る研究室!です。


以上原田研究室でした。
(文責 南)

ありがとうございました!
いやぁ、原田研究室は破壊衝動に駆られていたんですね...笑
建築というのは意匠だけでも、構造だけでも、設備だけでも成り立たないんです!
彼らの破壊衝動も、構造体の進化、すなわち建築の明日に繋がっているんです!!
...さて、よくわからないことを言ってしまいましたが(?)
次回は福川研究室です!
福川先生はとても面白くて、こどものような(心を持った)人ですが、
どんな研究室なんでしょうか?
お見逃しなくー!
(文責 関)